
戸越銀座温泉正面
東京都内にもまだまだ良い温泉はあるものだ。
今回は、戸越銀座に行って来た。
2007年4月にグランドオープンだから、経って3年過ぎ。まだ建物はきれいだ。
事前に住所などを下調べしていくのだが、ここは戸越銀座商店街の
真ん中あたりにあるようで、駐車場も3台までしか停められない。
車ではちょっと無理なような気がしたが行くだけ行ってみようと思った。
日曜は、朝湯もあり8時〜12時までと15時〜25時とがある。
僕はのんびりと2時くらいに出かけ、国道1号線の戸越銀座商店街
へ着いたのは3時オープンの30分前くらいであった。

戸越銀座商店街入口は車両侵入禁止だ!
商店街からは歩行者天国で車は進入できない。
あちこちと迷いながらどうにか辿り着き1台の空き駐車場に入れられ、
入館したのは3時を10分ほどまわって頃だったが
入口はにぎやかでお客は結構入っているようだった。

駐車場は3台までだからやはり電車か徒歩が無難!
いつものように、初めての温泉は少し期待でわくわくする。
浴槽は2Fにあり、まずは脱衣所へ…ところがなんとロッカーはどれもいっぱいではないか!

受付の人に写真をお願いするが、断られた!

レトロなポスターが飾られていた!
おかしいなと思ったが、後ろから入ってきたお客はそのロッカーを通り過ぎてその奥に入っていった。
一般用のロッカーは奥のようである。

常連客専用のロッカー
つまりそこは常連専用ロッカーなのであった。
住宅と商店街の真ん中にある、昔からのお風呂屋さんから45年ほど経っているんだから
常連さんが多いのはわかろうというもの。
そんなサプライズがあっていよいよ浴槽へ…
この日は月の湯が男性で女性は陽の湯となっていて、
日替わりの入れ替え制である。
月の湯と陽の湯の由来はわからないが、とにかく入浴してみた。
う〜ん、関東特有の黒湯だ!
真っ黒と言おうか、透明度は5cmほどだろうか。

湯量も多い黒湯!実に身体に効きそうである

日本の銭湯を象徴するような富士山の絵
溝の口の「喜楽里」や港北インターそばの「港北の湯」と同じ、ガス状の香り。もうクセになって何度も嗅ぎたくなってくる。
サウナへは別料金300円を支払って鍵穴へ鍵を引っ掛けてあける鍵をもらう。
10人ほどでいっぱいだがテレビは見られる。
水風呂はせいぜい2人でいっぱい、コンパクトさがうかがえる。

3Fにある檜風の浴槽!和風な感じで落ち着く

これが黒湯温泉だったらよかった
他に3Fへ上がると休息所と檜風呂があり、半露天風呂風の落ち着いた雰囲気で入浴できるが、
天然黒湯温泉ではなく白湯なのが残念である。

風呂上りにビールを飲んで…1日のんびりできる
湯から上がると、1Fでは軽食やビールも飲める休憩所もあるが、
戸越銀座の商店街へ出れば人気のある焼き鳥屋が数件並んでいるので
車でなければ一度は入ってみたいものである。

実にいいなー! 戸越銀座の魅力はこんな店が温泉近くにあることかな!

大分の「とりあん」人気の店なのか行列ができていた

初めて訪ねた戸越銀座だから、湯上りには、戸越銀座の商店街を歩いてみるのも
楽しいものです。一度はぜひ行かれることをおすすめします。
戸越銀座温泉
東京都品川区戸越2-1-6(旧 中の湯)
電話03-3782-7400
料金 大人 480円
子供 180円 未就学児は80円 サウナ+300円
泉質 炭酸水素塩泉 加温
詳細:ナトリウム・炭酸水素塩泉(低張性・アルカリ性・冷鉱泉)
入浴時間 15:00〜25:00 日曜朝湯8:00〜12:00
定休日 年中無休
<温泉分析表>
泉質 :ナトリウム−炭酸水素塩冷鉱泉
源泉地 :品川区戸越二丁目905-38番
調査日 :平成18年5月8日
調査機関 :社団法人 長野県薬剤師会
湧出量 :毎分227リットル
源泉温度 :20.9℃
状態 :黒黄色を有し、微鉄味を有す。
水素イオン濃度 :ph 8.61
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