びゅう 列車で行く温泉特集
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2010年11月07日

鉄分で手も真っ黒、七見温泉渓山亭「恵の湯」


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渓山亭本亭から徒歩2分程の所にある、七味温泉「渓山亭 恵の湯」全景

10月3日(日)

須坂市「古城荘」で一晩をゆっくり過ごしたあと、白濁で硫黄の香りの「七味温泉」へ行ってみることにした。
古城荘からは車で20分ほど走ったところに、七味温泉の矢印が見えて来て、少し趣きのある1軒の旅館が目に入る。

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日本秘湯を守る会会員旅館、長野で24軒の1つの渓山亭

日本秘湯を守る会会員旅館と書いてある。
以前も同じ様な提灯を掛けていた温泉宿を思い出した。東京の西のはて、奥多摩にある「たから荘」だった。

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日本秘湯を守る会会員旅館の入口には、この提灯がかかっている
この「日本秘湯を守る会会員旅館」は全国で185宿(日本の秘湯第16刊による)。朝日新聞社系列の旅行会社である朝日旅行が主催する、温泉旅館による組織(中間法人)であり、登録においては、その加盟申請した旅館が会としての秘湯の基準を満たしている必要がある。


数時間の登山をしなければ辿り着かない一軒宿や、自家発電のみ、固定電話無しの施設も珍しくないという。

ただし、加盟申請を行った宿だけによる会であるため、誰もが秘湯と認めるような宿がすべて加入している訳ではなく、逆に現在では建物の大規模な改築や周辺の観光開発の進展等により秘湯のイメージが薄らいでいる宿が、そのまま継続して会員となったままの宿もある。


いずれにしても、「日本秘湯を守る会会員旅館」の185宿の主たちは、いつまでも日本の秘湯を愛し、 自然環境、温泉環境を大切にし、「旅人の心に添う 秘湯は人なり」 を永遠の理念として守ってきているのである。


その「日本秘湯を守る会会員旅館」の、加盟数が一番多いのは長野県の24軒、福島の17軒、新潟の14軒、群馬13軒と続き、山形の9軒、九州にいたっては熊本2軒、鹿児島1軒というのは、以外に少ない気がする。

そんな「秘湯を守る会会員旅館」である渓山亭の離れ(歩いて1〜2分)として出来上がったばかりの「恵みの湯」へ行ってみたのでご紹介したいと思います。


現在は貸切風呂、男湯、女湯の3つだが、建築中の男湯がかなり広く変更されるらしい。
11月の完成と言っていたから現在はもうかなり良くなっていると思う。
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この広々とした地形に出来上がった「恵の湯」休憩所も建設中であった

竹で組んだ塀に屋根が付いてる入口に「ゆ」の暖簾が3つ…茶の暖簾に姫、
緑色に殿と書いてあり、男湯と女湯に分かれている。そしてブルーの暖簾の貸切風呂は家族や友達同士、恋人同士で入れるのである。その場合は入浴料の他に1000円(40分)を支払う。

受付は、仮設小屋のようなの女性スタッフに500円支払って、いざ、露天風呂へ…


脱衣場は板で仕切られているだけの四角い棚だけで、都会人はセキュリティーに多少の不安が残る。入浴中のお客は若いサラリーマン風の3人だけであった。
背中や肩を見ると、何やら黒っぽい墨が付いているようでおかしかった。

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地方の旅館や温泉場はほとんどがこの脱衣場である


受付の女性スタッフが何か言っていたのはこのことなのか、と思い出した。
「泉質は鉄分が濃すぎるので、手足とかお尻、イロイロなところが黒くなります。乾けば落ちるし、洗い場でも洗い流せますのでご安心ください」

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温泉の鉄分でこの様に、手も肩も尻も黒くなる

その人の黒ずみはアザでもなんでもなくて、温泉成分が身体に付いたものだった。
露天の浴槽に手をつけば手が黒くなる。

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この白濁の温泉に浸かりたかった。硫黄泉の香りが充満して大満足!


なかなかこすっても落ちない。洗えば本当に落ちるのか心配ではあったが、硫黄の香りはもう満足いくもので、タオルに残った硫黄の香りはいつまでも染み付いて自宅に帰って2〜3週間ずっと取れずに残っていた。

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硫黄泉の強い香りがここまで匂ってくるようである

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誰も入っていなかった女性用露天風呂(露天が2つあり、男性用よりも良かった)

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露天風呂からのあたりの景色!紅葉の時期は最高だろうと思う。

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サラリーマン風の先客の肩、背中に墨が付いているようで可笑しかった

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身体をきれいに洗えるシャワー場には、ボディシャンプー、シャンプーも揃っている


その香りを求めてここまで来たもので、この鉄分を洗い流すなんてとっても出来ない。露天風呂をあがって、身体中真っ黒でもそのままシャワーを浴びずに服を着る。その香りを漂わせたまま
車を運転するといつまでも幸せな気持ちになるのでした。

所在地 長野県上高井郡高山村牧2974-48
電話番号 026-242-2921
期間 通年
休み 無休
時間 11:00〜15:00(渓山亭本館)、10:00〜19:00(恵の湯)
交通 長野電鉄長野線須坂駅からタクシーで30分
駐車場 駐車場あり(無料)
料金 入浴料(渓山亭本館) 大人・小学生800円、幼児(0歳〜)500円
貸切野天風呂(渓山亭本館、40分) 1000円(食事利用の場合のみ利用可能)
入浴料(恵の湯) 大人・小学生500円、幼児(0歳〜)400円
入浴料(恵の湯、貸切風呂) 1000円
カード 利用不可

【泉質】 硫黄硫化水素泉
【泉温】 源泉温度/65℃、浴槽温度/42〜42.5℃
【湯色】 乳白色(pH/6.6)
【加水】 なし(源泉100%)
【加温】 なし
【方式】 かけ流し


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posted by ユキさん at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉 日帰り温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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