びゅう 列車で行く温泉特集
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2010年05月16日

多摩に残る秘湯「蛇の湯温泉 たから荘」

多摩に残る名湯「蛇の湯温泉 たから荘」


蛇の湯たから荘.jpg

築500年の兜造りの母屋


2010年5月1日(土)

GWに突入の初日、行楽日和で天気は上々。
こんな日にはどうしたってドライブに行きたくなってしまう。

そんなことで今日は東京の西の端、東京の秘湯と言われる「蛇の湯温泉」へ行ってきました。

「蛇の湯」って名前からして何だろうと思う。
蛇に関係した温泉ということは想像できるが、その昔、傷ついた大蛇が河原に湧く湯で傷をいやしたと言い伝えられる大蛇の隠し湯だそうである。

今でもこのあたりは大蛇が出てきそうな場所ではある。

まず、武蔵五日市駅から桧原街道を車でまっすぐ進む、5月に入っての日中は夏日に近く、車の中でクーラーを効かせてちょうど良い気温であった。

20分ほど走ったところで途中、山菜を売っているお店に寄った。
山うどにワラビ、ノビル等、旬の山菜が新鮮そうで、つい購入してしまう。
途中の店5.jpg
途中休憩所で立ち寄った店では山菜を売っていた

わらび4.jpg
わらびは1束380円だった

山うど9.jpg
山うどは1袋500円、わらびと両方買うからと値切っても「委託」だから駄目なんだそうです

普段の土日は車の数もほんの2〜3台しか見ないのに、連休とあって、車やサイクリング車がやたらと多かった。

以前に数馬温泉センターへ寄ったことがあったがそこを通り過ぎてから500メートルほど先にある。最初は売店の方に目が行き、左の本館を通り過ぎようとした。そんな爽快な走りの途中に目的地はあった。

数馬温泉センターは、サウナ・内風呂と露天風呂もあるが柵に囲まれてまわりの景色は山しか見えない。しかし休憩室でお好みの食事や飲み物をとってのんびりと横になることが出来る。

蛇の湯は内風呂の1つのみだが、実に味わい深い湯と渓谷の景色と都会では味わえない静寂さを堪能することが出来る。時間によっては食事も注文ができる。

数馬という温泉地に2つの違った趣の宿と温泉、一緒に行く人とその日の気分で変えてみるのもいいものである。

「たから荘」は東京都の西端、原生林に抱かれた桧原村にある。
築500年、兜造りの農家を現在のオーナーが買い取り、昭和43年に宿を開業!

提灯5.jpg

入口1.jpg
蛇の湯温泉 たから荘の入口

街道沿いの階段を下りて玄関に進む、築500年という歴史の重みを感ずる。
兜造りの建物を入る前に川のせせらぎが手招きをしているようでまず、川へと向かう。

河原に行く道1.jpg
河原へ下りて行く階段

玄関を過ぎて階段をずんずんと下りてゆく、多摩川の上流の秘境へと来たようだ。

橋と椅子6.jpg
橋の上に白い椅子が3脚並んで置いてあった


オーナーが造ったのだろうか、古い石の橋があり、そこへ3脚の白い椅子が置いてある。そこへ腰掛けてじっくりと川を眺めることができる。

川のせせらぎは自然が奏でるオーケストラのようで、心を落ち着かせる。

川26.jpg
川のせせらぎは自然が奏でるオーケストラ!

そんなたから荘の自然の景色を堪能して、入口で入湯料1000円を支払う。

室内6.jpg
建物へ入るといきなりこんな感じでびっくり

階段を少し下りるていくと6畳ほどの脱衣場に昔風の脱衣かごが6個置いてある。そこへ脱衣類を入れるだけなのである。

階段1.jpg
浴室はこの階段を下りて行く離れのようだ

昔からのシンプルさで少しセキュリティに不安はあるが浴槽には先客がほとんどいないことを考えると鍵付きロッカーも必要ないということなのか。

脱衣場3.jpg
脱衣かごがこの秘湯にはぴったりなのかも。

さて、浴室へ入ると、檜の浴槽へは先客が1人浸かっている。
最初は少し熱いと思ったが次第に慣れてきて実に身体の奥まで浸透されてくるようである。

檜の浴槽7.jpg
源温10.6度で加温している 浴槽は檜

温泉0.jpg
湯は無色透明 かすかな硫黄臭

カラン9.jpg
カランは5つ


「蛇の湯」の泉質だが、アルカリ性単純硫黄冷鉱泉で、高血圧や動脈硬化に効能があるという。無色だが薄いゆで卵の香り、飲んでみるとまろやかな多少重みのあるお湯が入り込んでいく感じである。


内湯からは日の光を浴びた山の木々が、そして30mほど下に多摩川の支流、南秋川も見下ろせる。先ほどの橋に白い椅子が3脚、小さく見えている。

浴槽からの眺め渓谷08.jpg
浴槽から30m下を望めば、3脚の白い椅子が小さく見える

浴槽からの眺め0.jpg
浴槽からの同じ目線には緑の木々が…

川のせせらぎと鳥のさえずりしか聞こえない静寂さの中でじっくりと温泉に浸かる。

身体も心も癒されていく。スーパー銭湯とはまったく違った味わいで、これが本当の癒しと言うのだろうか。

客室は5室のみ、30畳の大広間が2つ、調度宿泊客の夕食の仕度中であった。以前は畳に座っての純和風だったが、お年寄りや座れない方のため椅子席の和洋折衷に変えたのだという。

部屋5.jpg
決して高級感はないが、素朴さを感じる ぜひ泊まってみたいと思いました。

和洋折衷1.jpg
2つの大広間には畳にテーブルと椅子、畳に座れないお年寄りに気を配ってのことだそうである。

小じんまりとした自然の中での静寂さと秘湯を求めるには

「蛇の湯温泉 たから荘」はおすすめだと思います。

秘湯ビール16.jpg

ここでしか売っていない「秘湯ビール」小瓶で600円だった。
でもなかなかいける味でしたよ。



■施設名 蛇の湯温泉 たから荘

■住所 東京都西多摩郡檜原村2465

■TEL 042-598-6001  FAX 042-598-6139

■営業時間 日帰り入浴受付時間10:00〜19:00

■定休日 不定休(問い合わせてからの方が確実)

http://homepage2.nifty.com/janoyu-takarasou/

■料金
大人 1,000円 子供(6歳〜) 700円 子供(3歳〜) 500円

*2歳以下は無料

■交通

車: 中央道八王子I.Cより五日市街道・檜原街道経由で75分〜
   中央道上野原I.Cより甲武トンネル経由で40分〜

電車・バス:JR五日市線終点武蔵五日市駅より西東京バス「数馬行」で約60分 終点「数馬」より徒歩2分



posted by ユキさん at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉 日帰り温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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