
絵になりますね。六龍鉱泉
上野鴎外荘の帰りにもう1軒立ち寄った六龍鉱泉!
鴎外荘から200mほど先にあるので、鴎外荘を出て、寄ってみました。

上野の鴎外荘の先300mほど先にある六龍鉱泉
レトロで趣のある面構えは他とは比べ物にならないくらいどっしりとした風格と気品。
入る左手に下駄箱、そのそばに「手ぶらで入浴できます」の看板‥タオル・ボディシャ
ンプー・リンスインシャンプーで120円はお手ごろな値段である。

手ぶらでいつでも行けるよ
450円を払って中へ入ると天井が高いのか、広々とした感じだ。
その高い天井には吊るされた扇風機が2台回っている。脱衣箱の上には竹製のうちわ立てとうちわが乗ってて、風流さが伝わる。アイスクリームも売ってるところは子供が多いのかな?

どうです?この飴色したピカピカな床、歴史を感じる。

火照った身体を中から冷やすにはアイスキャンディーがいいのですね。
ちよっと涼むのに、ガラス戸越しの縁側へ出ると池に鯉が泳いでいる。そんな情景を眺めているとマンション住まいの僕にはとても心癒される。

浅草の「蛇骨湯」にも同じような池があったっけ‥
ガラス戸を開けて中へ入ると江戸っ子っぽい年寄りが6人ほど入っていて、1人の先客にじろりと睨まれた。「ちゃんと身体を洗ってから入るんだぞ!」っと言われている様で、うるさそうな年寄りだなと感じつつ身体を洗って浴槽に向かう‥

右が深湯で超熱くて50度近かった。かき回す棒が備わっている。

男湯には錦帯橋のタイル絵が描かれている。
2つの浴槽には、深湯と浅湯があって、その深湯に一人気持ちよさそうな顔をして入っている客がいる。僕もその深湯に入ろうと足を入れてみたら、とんでもなく熱くて飛び上がってしまった。温度計を見るとなんと50度近くなっているではないか。その温度計が壊れているわけではなく、アナログの温度計は確かに50の数字を指していた。
その客の入っていたときは44〜45度だったかもしれないが誰も入っていないときは50の数字を指していたことは事実であった。
浅湯を見ると、別の初老の爺様が水をジャージャ流している最中で、水と湯がちょうど混ざり合ったあたりに入ってみたが、これも熱めの湯でなんともかんとも、丁度いい湯加減になるには少し我慢がいったが僕のような新参ものには水を薄めるという勇気がない!その初老の爺様に感謝、感謝であった。
ここの地元の人たちはこんな熱い湯を好むのかと思っていたが、やっぱり40〜42度あたりが一番よろしいようですな!
でも、この熱さはクセになりそうで、是非またもう一度行ってみたいなと思う六龍鉱泉でした。
「六龍鉱泉」
住所:東京都台東区池之端3−4−20
電話:03−3821−3826
料金:大人(12歳以上)450円/中人(小学生)180円/小人(6歳未満)80円
営業時間:15:30〜23:00
定休日:月曜
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